オフィスホワイトニングのデメリットって何?|絶対に知っておきたい注意点
オフィスホワイトニングは短期間で歯を白くできる効果的な方法ですが、いくつかのデメリットや注意点も存在します。
主なデメリットは下記の6つです。
- 歯がしみたり痛みを感じたりすることがある
- ホームホワイトニングよりも費用が高くなりがち
- 色の後戻りが早く感じることがある
- 白さを維持するには、継続して歯科医院へ通院する必要がある
- 詰め物や被せ物などの部分は白くならない
- 歯の状態によっては白さにムラが出ることがある
また、下記の条件に該当する場合は、オフィスホワイトニングを受けることができません。注意しましょう。
- 虫歯や歯周病などがある
- 妊娠中や授乳中
- 無カタラーゼ症や光線過敏症など特定の疾患がある
- エナメル質、象牙質形成不全と診断されている
この記事では、オフィスホワイトニングを検討する際に知っておくべきデメリットについて詳しく解説します。
後悔しないために知っておきたいオフィスホワイトニングのデメリット

オフィスホワイトニングは即効性が高い反面、いくつかのデメリットも存在します。
施術中の痛みや費用、色の後戻りなどが主な懸念点としてあげられます。
また、通院の手間や、人工歯には効果がないといった制限事項も理解しておく必要があります。
施術中に歯がしみたり痛みを感じたりすることがある(知覚過敏)
オフィスホワイトニングでは高濃度の薬剤を使用するため、歯の神経に刺激が伝わり、施術中や施術後に歯がしみたり痛みを感じたりする知覚過敏の症状が出ることがあります。
この痛みは一時的なものがほとんどで、多くの場合、施術後数時間から24時間程度で自然に治まります。
痛みの感じ方には個人差があり、ほとんど感じない人もいれば、強く感じる人もいます。
歯科医院によっては、痛みを軽減するために施術前に知覚過敏抑制剤を塗布するなどの対策を行っています。
症状の経過で不安な点があれば、速やかに施術を受けた歯科医院へ相談しましょう。
1回あたりの費用がホームホワイトニングより高額になる
オフィスホワイトニングは、専門的な機材や高濃度の薬剤を使用し、有資格者が施術を行うため、1回あたりの費用がホームホワイトニングに比べて高額になる傾向があります。
自由診療であるため価格は歯科医院によって異なりますが、数万円程度が一般的です。
一方、ホームホワイトニングは比較的安い費用で始められますが、効果を実感するまでに時間がかかります。
オフィスホワイトニングは、費用は高いものの短期間で効果を得られるため、結婚式などのイベントを控えている場合など、即効性を求める人にとっては価値のある選択肢といえます。
食生活によって色の後戻りが早く感じることがある
オフィスホワイトニングは短期間で歯を白くできる反面、ホームホワイトニングに比べて色の後戻りが早いと感じることがあります。
施術直後の歯は、表面を保護する「ペリクル」という薄い膜が剥がれており、外部の色素を吸収しやすい状態です。
そのため、コーヒーや紅茶、カレー、赤ワインなど色の濃い飲食物を頻繁に摂取すると、再び着色しやすくなります。
白さを長く維持するためには、施術後の食生活に注意を払い、定期的なメンテナンスやホームホワイトニングとの併用を検討することが効果的です。
効果を得るには歯科医院へ通院する必要がある
オフィスホワイトニングは1回の施術でも効果を実感しやすいですが、希望の白さに到達するためには複数回の通院が必要になるのが一般的です。
歯質や元の歯の色によって効果の出方には個人差があるため、カウンセリングで目標とする白さに応じた施術回数や頻度を相談します。
通常、1〜2週間に1回のペースで、3〜5回程度の継続した施術が推奨されることが多いです。
忙しい人や定期的な通院が難しい人にとっては、この通院期間が負担になる可能性も考慮する必要があります。
詰め物や被せ物などの人工歯は白くならない
ホワイトニングの薬剤は、天然の歯のエナメル質に作用して色素を分解するものであり、セラミックやレジンなどで作られた詰め物や被せ物といった人工歯の色を白くすることはできません。
そのため、人工歯がある状態でホワイトニングを行うと、天然の歯だけが白くなり、人工歯との色の差が目立ってしまう可能性があります。
この色の差が気になる場合は、ホワイトニングで白くなった永久歯の色に合わせて、人工歯を作り直す必要があります。
施術を受ける前に、自分の歯に人工歯がどこにあるかを確認しておくことが重要です。
歯の状態によっては白さにムラが出ることがある
オフィスホワイトニングは歯全体を均一に白くすることが難しい場合があります。
歯の質や厚みは場所によって異なるため、薬剤の浸透度に差が生じ、白さにムラが出ることがあります。
例えば、歯の先端に近い部分はエナメル質が厚く透明感があるため白くなりにくく、歯の根元に近い部分は象牙質の色が濃いため効果が出にくい傾向にあります。
また、生まれつき歯の表面に縞模様や白い斑点がある場合、ホワイトニングによってそれがかえって目立ってしまうケースも存在します。
複数回施術を重ねることでムラが改善されることもありますが、完全な均一化は難しい場合もあります。
デメリットだけじゃない!オフィスホワイトニングが選ばれる3つのメリット

オフィスホワイトニングにはデメリットがある一方で、それを上回る大きなメリットも存在します。
特に、短期間で目に見える効果を実感できる即効性は、他の方法にはない大きな魅力です。
また、歯科医師や歯科衛生士という専門家の管理下で安全に施術を受けられる安心感や、自己管理の手間がかからない手軽さも、多くの人に選ばれる理由となっています。
急いで歯を白くしたい人や、確実で安全な効果を求める人には特におすすめの方法です。
1回の施術で歯の白さを実感しやすい即効性
オフィスホワイトニングの最大のメリットは、その即効性にあります。
歯科医院専用の高濃度な薬剤と、その効果を促進する特殊な光を使用するため、1回の施術でも歯の色の変化をはっきりと実感できる場合がほとんどです。
個人差はありますが、施術前後で歯の色見本が数段階明るくなることも珍しくありません。
結婚式や就職活動の面接など、大切なイベントを直前に控えている場合でも、短期間で歯を白くすることが可能です。
歯科医師や歯科衛生士による専門的な施術で安心できる
オフィスホワイトニングは、国家資格を持つ歯科医師や歯科衛生士が施術を担当します。
施術前には必ず口腔内の診察を行い、虫歯や歯周病の有無などをチェックするため、安全性が非常に高いのが特徴です。
また、高濃度の薬剤が唇や歯茎に付着しないよう、専用の保護材でしっかりとガードするなど、専門家ならではの知識と技術でトラブルを未然に防ぎます。
万が一、施術中に痛みを感じた場合でも、すぐに対応してもらえるため、安心して施術に臨むことができます。
自分で薬剤を管理する手間がかからない
オフィスホワイトニングは、歯科医院ですべての施術が完了するため、利用者自身が薬剤を管理したり、毎日処置を行ったりする手間が一切かかりません。
ホームホワイトニングのように、自分でマウスピースを装着して薬剤を注入し、毎日数時間装着し続けるといった手間は不要です。
歯科医院の予約日に通院するだけで、専門家によるホワイトニングを受けられます。
自己管理が苦手な人や、忙しくて毎日時間を確保するのが難しい人にとって、この手軽さは大きなメリットといえます。
施術を受ける前に確認!オフィスホワイトニングに向いていない人の特徴

オフィスホワイトニングは効果的な施術ですが、誰でも受けられるわけではありません。
口内の状態や全身疾患、年齢などによっては、施術が適さない、あるいは禁忌とされているケースがあります。
ここでは、施術を受けることができない、または注意が必要な人の特徴について解説します。
虫歯や歯周病など口内にトラブルがある方
虫歯や歯周病、あるいは重度の知覚過敏など、口腔内にトラブルを抱えている場合は、オフィスホワイトニングの施術を受けられません。
虫歯で歯に穴が空いていると、そこからホワイトニング剤が歯の神経に直接浸透し、激しい痛みを引き起こす可能性があります。
また、歯周病で歯茎が炎症を起こしている状態で施術を行うと、症状をさらに悪化させるおそれがあります。
ホワイトニングを希望する場合は、まずこれらの治療を優先し、口腔内を健康な状態に戻すことが必要です。
妊娠中や授乳中の方
妊娠中や授乳中の方へのオフィスホワイトニングは、多くの歯科医院で断られるのが一般的です。
ホワイトニング剤が胎児や母乳に与える影響については、安全性が確立されていません。
現時点で直接的な悪影響があるという報告はありませんが、安全性が保証されていない以上、万が一のリスクを避けるために施術は行わないのが原則です。
ホワイトニングは身体的な健康に必須の治療ではないため、出産と授乳が完了し、心身ともに落ち着いたタイミングで検討することが推奨されます。
無カタラーゼ症や光線過敏症など特定の疾患がある方
特定の全身疾患がある方は、オフィスホワイトニングを受けられない場合があります。
代表的なのが「無カタラーゼ症」という遺伝性疾患です。
この疾患を持つ方は、ホワイトニング剤の主成分である過酸化水素を体内で分解できず、組織の壊死などを引き起こす重篤なリスクがあるため、施術は禁忌とされています。
また、施術時に特殊な光を照射するため、「光線過敏症」の方もアレルギー反応などを起こすリスクから施術を避けるべきです。
該当する疾患がある場合は、必ず事前に医師に申告してください。
エナメル質・象牙質形成不全と診断されている方
エナメル質形成不全や象牙質形成不全は、歯の最も外側にあるエナメル質や、その内側にある象牙質が生まれつき正常に形成されていない状態を指します。
このような歯は、表面の構造が不均一であったり、通常よりも脆かったりするため、ホワイトニング剤が過剰に浸透してしまうリスクがあります。
その結果、強い痛みが生じたり、色がまだらになったりして、期待した効果が得られない可能性が高いです。
そのため、これらの疾患を持つ方はオフィスホワイトニングの適用外となることがほとんどです。
まとめ

オフィスホワイトニングは、歯科医院で高濃度の薬剤とレーザーなどの光を用いて行う施術です。
一般的な手順として、カウンセリング後に歯の表面を清掃し、薬剤を塗布して10分程度の光照射を3セットほど繰り返します。1回の施術時間は60分程度が目安です。
希望の白さになるまで2回、3回と通院が必要な場合や、前歯6本など本数によって料金が変動することもあります。
サロンで行うセルフホワイトニングとは異なり、医療行為であるためデメリットも存在しますが、正しく理解すれば効果的な方法です。