一般歯科
(虫歯・クリーニング)

General

  1. 東三国新大阪ララ歯科 ホーム
  2. 一般歯科(虫歯・クリーニング)

一般歯科

General

一般歯科

歯の病気のなかでもとくにポピュラーなのが虫歯です。虫歯は一度進行してしまうと歯を削る必要があります。しかし、早期発見であればそれだけ削る量が少なくて済み、歯の健康を守ることにもなります。東三国新大阪ララ歯科では患者さまの虫歯の進行度をチェックし、患者さま一人ひとりに合った適切な治療方法をご提案します。
また、虫歯や歯周病を予防するためのクリーニングも行なっています。こちらも患者さまの歯の健康状態に合わせて、より良いクリーニングのプランを立案します。

虫歯治療

Cavity

虫歯治療

虫歯は進行性の病気です。歯に痛みがあるにもかかわらず放置してしまうと細菌による汚染が拡大し、歯の神経を抜く治療や抜歯を要する状態になってしまいます。もし自覚症状がある場合は、早めに歯科医院で相談することをおすすめします。
虫歯の進行状況に合わせて、なるべく削らない方法を検討しながら治療計画を立てていきます。

虫歯の進行状況と治療法

虫歯は進行度によって「CO・C1・C2・C3・C4」の5段階に分けられます。
ごく初期であれば歯にダメージを与えずに治療できますが、一定以上になると歯を削ることになります。
ご自身の症状がどの段階に当てはまりそうか見てみましょう。

  • CO(シーオー):経過観察の虫歯

    CO(シーオー):経過観察の虫歯

    症状
    歯の表面が白く濁ったように見えていますが、エナメル質にはまだ穴があいていません。
    虫歯になりかけている状態であり、痛みなどの自覚症状はありません。
    治療
    歯を削らず、再石灰化による修復を目指します。フッ素入りの歯磨き剤で歯磨きをし、虫歯の原因となる歯垢を取り除きます。歯科医院ではクリーニングやブラッシング指導を受けていただき、経過観察します。
  • C1(シーワン):エナメル質の虫歯

    C1(シーワン):エナメル質の虫歯

    症状
    虫歯にかかった部分が茶色または黒っぽく見えます。エナメル質が溶けてしまい小さな穴があいていますが、エナメル質には知覚がないため痛みなどの自覚症状はありません。
    治療
    虫歯によって溶けた部分を削り取り、虫歯が進行するのを防ぎます。削ったところは白い樹脂であるコンポジットレジンを詰めて、見た目にも目立たないようにします。
  • C2(シーツー):象牙質の虫歯

    C2(シーツー):象牙質の虫歯

    症状
    エナメル質の下層には象牙質があります。C2は、虫歯が象牙質にまで達している状態です。象牙質が虫歯に感染すると、冷たいものや甘いものを含んだときに痛みを感じます。
    治療
    酸で溶けた部分を削り、虫歯が進行しないように処置をします。削った面積がやや大きくなるため、レジンや金属などで加工したインレー(詰め物)で補います。
  • C3(シースリー):歯髄の虫歯

    C3(シースリー):歯髄の虫歯

    症状
    歯の神経組織がある歯髄という部位に炎症が起きている状態です。この段階まで進むと、なにもしていなくても激しい痛みを覚えます。
    治療
    虫歯に感染している部分を削り取ります。さらに、根管という組織から炎症が起きている歯髄を取り除きます。虫歯が再発しないように根管の内部を洗浄・消毒し、防腐剤を充填してクラウン(被せ物)をセットします。治療が終わるまで何度か通院していただく必要があります。
  • C4(シーフォー):歯髄が壊死した虫歯

    C4(シーフォー):歯髄が壊死した虫歯

    症状
    歯のほとんどが細菌によって溶かされています。歯髄は炎症によって壊死しているので痛みは感じません。しかし、そのまま放置すると歯根の先端に膿が溜まり、とても強く痛む場合があります。
    治療
    C3の治療と同じように、歯髄を取り除いて根管の内部をしっかり洗浄・消毒します。根管治療が終わったら、歯根に土台を立ててクラウンをセットします。すでに歯を残せない状態になっていたら、抜歯をすることになります。
審美的なインレー・クラウンicon

審美的なインレー・
クラウン

ある程度大きな虫歯を治療すると、インレー(詰め物)やクラウン(被せ物)を作製してセットすることになります。一般的な銀色の素材はギラつきがあるため目立ってしまいます。こうした審美性の問題を解消できるのが、透明感のある白さが特長のセラミックです。セラミックで作られたインレーやクラウンは歯の色になじみ、口元が目立ちません。また、当院では保険適用の白い素材、CAD/CAM冠での治療も可能です。

審美的なインレー・クラウン

歯のクリーニング

Cleaning

スケーリング
(プラーク・歯石除去)

歯周病の原因となるプラーク(歯垢)や歯石を取り除きます。プラークは多くの細菌が集まって歯周組織に付着しているかたまりで、放置すると石灰化して硬い歯石に変わります。歯石は歯磨きでは取り除けないものなので、歯科医院でスケーリングを受けて歯石を除去し、歯を滑らかにします。歯周病の進行を防ぎ、プラークが付着しにくい歯にします。

スケーリング(プラーク・歯石除去)

着色除去

歯の表面に付着した色素を取り除くクリーニングです。コーヒーや赤ワインなどをよく飲む方、喫煙習慣がある方などは、歯が着色しやすい傾向にあります。また、歯磨きが不充分だとこうした色素を取り除けずに残ってしまいます。着色除去によって本来の歯の白さを取り戻すことができ、口元が爽やかな印象になります。

着色除去

ブラッシング指導
(歯磨きレクチャー)

患者さまが正しく歯磨きできるよう、実践的にアドバイスをします。虫歯予防でもっとも大切なのは、日々の歯磨きです。しかし、歯磨きの方法はその人の歯並びによって違いがあります。患者さまに合った歯ブラシの種類をご提案するとともに、歯ブラシの持ち方、当てる角度、動かし方などを丁寧に指導します。また、デンタルフロスなどのグッズの使い方もお伝えします。

ブラッシング指導(歯磨きレクチャー)

PMTC(歯のクリーニング)

歯科医院で使用している器具やクリーニング剤などを用いて、歯面を徹底的に清掃する処置になります。歯磨きでは落とせないような汚れを取り除き、隅々まで研磨して虫歯や歯周病にかかりにくい清潔な状態に仕上げます。虫歯や歯周病を効果的に予防するとともに、口臭の改善・予防にもなります。定期的に受けていただくと、きれいなお口を維持できます。

PMTC(歯のクリーニング)

歯周病・虫歯・噛み合わせ
などの
検査

噛み合わせは、患者さまの歯の状態を知るうえで重要な情報です。また、歯周病や虫歯の有無を調べ、どのようなクリーニングが必要か検討します。
クリーニングと一口で言っても、虫歯や歯周病の原因となるプラークや歯石を取り除くためのもの、歯の表面をきれいにするためのものなどがあります。患者さまに適したクリーニングを選択し、健康維持に役立てます。

歯周病・虫歯・噛み合わせなどの検査

歯周病がある人・虫歯ができやすい人は
1ヵ月~2ヵ月に1度は
クリーニングを受けてください

歯周病をおもちの方、あるいは虫歯ができやすい方は、常にお口の中を清潔な状態にすることが望まれます。プラークや歯石が溜まらないよう、歯のクリーニングを1ヵ月~2ヵ月ごとに受けていただきたいと考えています。日々の歯磨きなどでしっかり自己管理しつつ歯科医院でクリーニングを受けていただき、プラークコントロールすることが重要です。

リスク・副作用

セラミック治療・審美歯科治療にともなう一般的なリスク・副作用

  • 審美歯科治療としてセラミック治療を行なう場合、自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • 事前に根管治療(神経の処置)やコア(土台)の処置が必要となることがあります。
  • 治療では歯を削ることがあります。また、知覚過敏を発症することがあります。
  • 抜髄(神経の処置)や抜歯が必要になることがあります。
  • 抜歯や外科処置をともなう場合、出血や腫脹(しゅちょう)を生じることがあります。
  • 治療で歯肉を移植する場合、二次的な出血・疼痛・腫脹(しゅちょう)が見られることがあります。
  • 治療後、自発痛、咬合痛、冷温水痛を生じることがあります。
  • 歯ぎしり・食いしばりなどの癖や噛み合わせによっては、補綴物が破損することがあります。
  • セラミック製の補綴物は、金属製の補綴物よりも歯を削る量が多くなることがあります。
  • 噛み合わせ・歯ぎしりの強い方は、セラミックの破損を防止するため、マウスピースをおすすめすることがあります。

クリーニング・PMTCにともなう一般的なリスク・副作用

  • 機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • インプラントの埋入にともない、外科手術が必要となります。
  • 高血圧症、心臓疾患、喘息、糖尿病、骨粗鬆症、腎臓や肝臓の機能障害などがある方は、治療を受けられないことがあります。
  • 手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合数週間ほどで治ります。
  • 手術後、歯肉・舌・唇・頬の感覚が一時的に麻痺することがあります。また、顎・鼻腔・上顎洞(鼻腔の両側の空洞)の炎症、疼痛、組織治癒の遅延、顔面部の内出血が現れることがあります。
  • 手術後、薬剤の服用により眠気、めまい、吐き気などの副作用が現れることがあります。
  • 手術後、喫煙や飲酒をすると治療の妨げとなるので、週間は控えてください。
  • インプラントの耐用年数は、口腔内の環境(骨・歯肉の状態、噛み合わせ、歯磨きの技術、メンテナンスの受診頻度、喫煙の有無など)により異なります。
  • 毎日の清掃が不十分だった場合、インプラント周囲炎(歯肉の腫れや骨吸収など)を引き起こすことがあります。

スケーリングにともなう一般的なリスク・副作用

  • 基本的には保険での診療となりますが、治療内容によっては自費(保険適用外)となることもあり、保険診療よりも高額になります。
  • 歯のすき間に付着していた歯石が除去されることで、歯のすき間が目立つことがあります。
  • 処置後、歯肉から出血することがありますが、時間の経過とともに治癒します。
  • 処置後1~2日、何もしなくても痛みが出ることがあります。また噛んだときや歯を磨くときも痛みが出ることがありますが、時間の経過とともに治癒します。
  • 処置後、しばらく知覚過敏の症状が出ることがありますが、時間の経過とともに治癒します。
  • 処置後、歯肉の退縮を引き起こすことがあります。