矯正歯科
Orthodontics
当院の矯正歯科の特長
Features
矯正歯科は装置を使って歯を動かし、正しく噛み合うきれいな歯並びに仕上げる治療です。歯並びに悩む方にとって、矯正歯科の治療期間の長さや価格が気になるところだと思いますが、なによりも「歯並びがきれいになるか」という点がもっとも不安だと思います。当院には矯正治療の専門性を持つ歯科医師が在籍しており、安全性に配慮しながら丁寧に治療を進められます。また、治療期間や価格についても明確にお伝えし、患者さまが安心して通院できるようコミュニケーションを取ってまいります。
インフォームドコンセント
を徹底しています
インフォームドコンセントとは、医師から治療について説明を受け、治療を受けることに同意するというものです。歯科医院が一方的に話を進めるのではなく、リスクも含めて治療内容を患者さまにご理解いただいたうえで検討することが、なにより大切だと考えています。当院ではご質問をお受けしながら治療方針などについて丁寧に説明し、同意をいただいてはじめて次の段階に入ります。
快適で精密な
「3Dスキャナー」を
採用しています
3D scanner
矯正歯科治療において、従来の歯型取りは患者さまにとって不快なものでしたが、3Dスキャナーの導入により、より快適で正確な診断が可能になりました。
3Dスキャナーは、歯や口腔内の形状を光学的にスキャンし、高精度の3Dデータを瞬時に取得する装置です。
MERIT 01.
患者さまの負担軽減
従来の粘度の高い印象材を使用する必要がなく、嘔吐反射に悩まされる患者さまも快適に治療を受けられます。
MERIT 02.
高精度な診断
得られた3Dデータは、非常に詳細な口腔内の状況を把握でき、より正確な治療計画を立てることができます。
MERIT 03.
治療期間の短縮
従来の歯型取りと比較して、スキャンからデータ処理までの時間が短縮され、治療開始までの期間を短くすることができます。
MERIT 04.
リアルタイムに
3Dシミュレーションその場で治療前後の変化を具体的な3Dデータを確認できるため、納得した上で安心して治療を開始することができます。
MERIT 05.
治療モチベーションを
継続しやすい3Dデータを用いて、治療後の歯並びを事前にシミュレーションできるため、治療完了時の美しい歯並びをイメージし訳すモチベーションを継続して保つことができます。
矯正治療が必要な歯並び
Need
叢生
(八重歯・乱ぐい歯)歯がきれいに並ばず、重なったりねじれたりしてデコボコに見えている状態です。顎と歯のバランスが悪いことで、こうした歯並びになります。ブラッシングをしても汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
上顎前突
(出っ歯)上の歯が前方に出ている、いわゆる「出っ歯」の状態です。歯が出ているため唇が閉じにくく、口呼吸の原因になります。お口の中が乾燥し、虫歯にかかりやすくなります。見た目で悩まれる子どもも多い不正咬合です。
下顎前突
(反対咬合・受け口)下の前歯が上の歯より前に出ている状態です。前歯で噛むのが難しくなり、発音にも悪影響を及ぼします。とくに「サ行」が不明瞭になります。このほか、顎の関節が痛むなどする顎関節症にかかるおそれもあります。横から見るとしゃくれている場合があります。
上下顎前突
上下の前歯、または上下の顎が前に突き出ている状態で、「口ゴボ」とよばれることもあります。口を閉じにくい歯並びで、無理に閉じようとすると口元が盛り上がっているように見えてしまいます。発音障害が出る可能性もあります。
開咬
(オープンバイト)奥歯で噛んでも、前歯が噛み合わずに隙間ができる歯並びです。前歯で噛み切れないので、麺類や繊維質の食べ物が消化しにくくなります。噛む役割が奥歯に集中し、大きな負荷がかかります。また、口が開いたままなので乾燥し、虫歯などのリスクを高めます。
過蓋咬合
(噛み合わせが深い)噛んだときに上の前歯が下の歯を深く覆う状態です。下顎が後方にあると下の前歯が伸び出し、こうした歯並びになることがあります。顎関節症を引き起こす可能性があるほか、前歯への負荷が大きくなり歯周炎が起きる場合があります。
交叉咬合
(クロスバイト)一般的に、歯列全体は上の歯が下の歯にかぶさっています。しかし、歯並びの途中で下の歯が上の歯にかぶさり交叉してしまうのが、交叉咬合です。噛む機能が下がってしまい、食いしばりができない、顔の輪郭が歪む、といった状態になります。
リスク・副作用
矯正治療にともなう一般的なリスク・副作用
- 矯正治療の一般的な治療費は60万~150万円、一般的な治療期間は2~3年、一般的な治療回数は24~36回となります。使用する装置、症状や治療の進行状況などにより変化しますので、参考程度にお考えいただき、詳細は歯科医師にご確認ください。
- 機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
- 最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
- 治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生えそろっている場合は、一般的に1年半~3年を要します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~2年、永久歯がすべて生えそろったあとに行なう第2期治療で1~2年半を要することがあります。
- 歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
- 装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
- ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
- 治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
- 歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
- 装置を外したあと、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置を外したあと、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
- 顎の成長発育により、歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。
- 治療後に、親知らずの影響で歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。
- 加齢や歯周病などにより、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。
- 矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。
マウスピース矯正治療にともなう一般的なリスク・副作用
- 機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
- 正しい装着方法で1日20時間以上使用しないと、目標とする治療結果を得られないことがあるため、きちんとした自己管理が必要になります。
- ご自身で取り外せるため、紛失することがあります。
- 症状によっては、マウスピース型矯正装置(シュアスマイル)で治療できないことがあります。
- お口の中の状態によっては、治療計画どおりの結果が得られないことがあります。
- 装着したまま糖分の入った飲料をとると、虫歯を発症しやすくなります。
- 治療によって、まれに歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
- 食いしばりの癖が強い方の場合、奥歯が噛まなくなることがあります。
- 治療途中で、ワイヤーを使う治療への変更が必要になることがあります。
- お口の状態によっては、マウスピース型矯正装置(シュアスマイル)に加え、補助矯正装置が必要になることがあります。
- 治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
- 薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器です。日本では完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外となることがあります。
薬機法において承認されていない医療機器「シュアスマイル」について
当院でご提供している「マウスピース型矯正装置(シュアスマイル)」は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器となりますが、当院ではその有効性を認め、導入しています。
未承認医療機器に該当
薬機法上の承認を得ていません。
入手経路等
米国デンツプライシロナ社より入手しています。
国内の承認医療機器等の有無
国内では、マウスピース型矯正装置(シュアスマイル)と同様の性能を有した承認医療機器は存在しない可能性があります。
諸外国における安全性等にかかわる情報
情報が不足しているため、ここではマウスピース型矯正装置(シュアスマイル)の諸外国における安全性等にかかわる情報は明示できません。今後重大なリスク・副作用が報告される可能性があります。
医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の救済対象外
国内で承認を受けて製造販売されている医薬品・医療機器(生物由来等製品である場合に限る)・再生医療等製品による副作用やウイルス等による感染被害で、万が一健康被害があったとき、「医薬品副作用被害救済制度」「生物由来製品感染等被害救済制度」などの公的な救済制度が適用されますが、未承認医薬品・医療機器・再生医療等製品の使用は救済の対象にはなりません。また、承認を受けて製造販売されている医薬品・医療機器・再生医療等製品であっても、原則として決められた効能・効果、用法・用量および使用上の注意に従って使用されていない場合は、救済の対象にはなりません。 日本では、完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
当該未承認医薬品・医療機器を用いた治療の広告に対する注意事項の情報の正確性について、本ウェブサイトの関係者は一切責任を負いません。
3Dスキャナーを用いた治療にともなう一般的なリスク・副作用
- 光学的に口腔内の印象を採得し、ディスプレイに表示して診療や患者さまへのご説明に使用したり、採得した3Dデータに基づき、マウスピース矯正や補綴物などの設計・製造に使用します。
- 3Dスキャナーを使用して行なうマウスピース矯正を用いた治療は、機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
- 印象剤を使用した従来の印象採得に比べ、印象採得時の不快感は大幅に軽減されますが、お口の中にスキャナーが入るため、ごくまれに多少の不快感を覚えることがあります。